最近の日記

勝負有徳

日経新聞の31日、長嶋茂雄氏「私の履歴書」の文中に「勝負有徳」の記述があり、大相撲の朝青龍をすぐ思いました。たしかに、勝負の世界は厳しく、アスリートは日々苦しさの中、頂点を目指し日々励んでおり敬意をしております。
昨今、「武士道」や「品格」といった言葉をよく耳にいたし、日本人の底流にある歴史文化を感じます。
グローバルスタンダードのもとアングロサクソン基準の世界的競争に日本も巻き込まれ勝ち組、負け組などといわれる社会が健全なのか疑問を持ちます。
もちろん私も零細企業の経営者ですから、会社は利益を上げなければ社員や社会に迷惑をかけることになり努力をしなければなりませんが、どんな手段でも使っていいとは思いません。
アスリートも経営者も人間として生き方の基本があって競争できるのではないでしょうか。
平和ボケしている日本ですが、相撲協会やスケート連盟の処分を聞いて「勝負有徳」を再確認しました。

棟方志功記念館

先週、北東北広域連携IN青森が開催されました。県境を越えた連携団体に対する助成金の審査会でプレゼンテーション、を行い5団体に決定しました。応募した17団体は、それぞれ北東北を想い様々な活動している団体です。選ぶのは難しい作業でしたが一般会員も参加し公平に決めさせて頂きました。

さて、翌日青森市内にあります棟方志功記念館に足を運びました。作品の素晴しさはもちろんですが、印象に残った記述をご紹介いたします。
「驚いてもオドロキきれない、喜んでもヨロコビきれない、悲しんでもカナシミきれない、愛してもアイシきれない、それが板画です」『わだばゴッホになる』より
「稀有のものより普遍のものにこそ、最もりっぱで美しいものがあるということ。自力という在り方と、他力という在り方に仕事は別れてくるということを。また、偉いと善いとの心の別々、そういう心の次第をまざまざと知らされます」
素晴しい言葉でしたので書きとめてきました。

課外授業

先日大仙市神岡にある平和中学校の2年の男子生徒2名、女子生徒3名が花火通り商店街にある「花火庵」を訪ねてきました。半日間、花火の先生として授業を行いました。なぜこのテーマにしたのかと尋ねたところ花火が好きで、どうしたら綺麗な花火が打ち上がるかを知りたいとの事。96年間の大曲の花火の歴史からスタートして種類、作り方、打ち上げ方、良い花火の見分け方を説明。最後の地元の花火師、和火屋と北日本花火興業が日本一を目指して頑張っているので応援してほしいとお願いしました。
先般は秋田市の将軍野中学校の生徒、また地元の小学校のと生徒と花火庵を訪れて来ています。
子供さんが地域の花火を誇りに思ってくれていることが大事を考えNPO大曲花火倶楽部のメンバーが交代で対応しております。
追伸 説明を聞く生徒の態度は様々です。昔、自分の子供の教育がどうだったのか思い出し、今更ながら冷や汗を掻いています。

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10年前の誕生日にロータリークラブからいただいたハイビスカスの真っ赤な花が玄関で咲いています。南国の花ですから、この時期元気です。梅雨が小休止の今日、太陽の光を浴びて綺麗です!

北東北めぐみネットワーク

先週、青森県の南部町で開催された北東北めぐみネットワークに参加してきました。この会は広域連携に携わった青森、岩手、秋田の県職員等で構成され、年2回程の研修会を開く楽しい会です。
今回の会場は岩手県境に近い南部町で、究極のグリン・ツーーリズムを目指し「達者村」があるところです。
講師に(有)北のグルメ都市「八戸屋台村みろく横丁」代表の中居雅博氏を招き講演をいただきました。
大学卒業後ファーストフード店に就職し環境問題に直面したのが原点と語る中居さん。八戸新幹線開通に合わせ中心市街地活性化をと、日本初の環境対応型「屋台村」をオープン。順調に売上、利益とも推移しているとの事。アイディアあり、リーダーシップありの中居さん、今後スローフード時代の先駆けとして、また先人偉人の文化を蔵から発信して頑張と話しておられました。
さて、懇親会は3県自慢の日本酒を持ち寄っての大宴会。
私は12時に休みましたが、朝5時まで飲み続けた豪傑がおりました。
今回も本当に楽しかった。