2年前に本社の私の車庫に燕が巣を作りました。
幸福が舞いこんでくるのではと、期待をしながら見守っていましたが、孵化した雛を天敵のカラスが持っていき、その年は残念ながら巣立ちませんでした。
昨年、また燕が巣作りを始めました。今度は車を駐車せず、糞受けをつくり、監視をしながら期待しましたが、何と、またカラスが雛をさらってしまい2年連続の子育てに失敗。
今年は学習能力があれば、あとは巣作りはしないと思っていましたが、またまた、巣作り。今度は私としても失敗は出来ないと、カラスが入らないようにシャッターを下ろし、窓を25センチ開け外敵が入らないようにしました。お陰で雛はすくすく成長、一昨日無事巣立ってホットしました。
この一ヶ月半、私の車は社員駐車場を行ったり来たりで、皆さんに御迷惑をかけいたしました。
燕が無事巣立った事で、我社に幸せが来ることを祈ってます。
ここ数日は暑い日が続いております。
七月は長雨や曇り空が多く鬱陶しい日が長かったですが、真夏がやって来ました。田圃の稲も太陽に向かってぐんぐん伸びているような気がします。元々秋田はフェーン現象が美味しいお米を作ると言われており、この暑さも農作物にとっては最高なようです。
6日、東京に住んでいる叔母が突然大曲にやって来ました。フィリッピンから一時帰国した叔父に逢うためと、どうしても故郷を見たったそうです。。喜寿を超えると望郷の念が強くなり、新幹線に飛び乗ったとの事。従兄妹が心配して電話連絡をして来ました。
それ以来、日が西山に落ちる頃、お袋と野外の椅子に二人並んで座っては、綺麗だ、気持ちが良いと満足しています。
また、家庭料理も我が家はそんなに豪華ではないのですが、畑からの採りたての枝豆、茄、胡瓜を美味しい、美味しいと言いながら食べております。大曲に住んでいて気が付かない郷土の良さをあらためて認識した叔母の来曲です。
8月1日が近づくと大曲商工会議所前は異様な雰囲気になります。一般の桟敷席の販売が始まるこの時期はいつも長蛇の列ができます。
昭和30年代は桟敷が売れず、大会運営が厳しい時代があったとは、考えられない光景です。人口4万人が70万人とパニック状況になるこの大会の人気は、衰えるところを知らず、自ずと最高の花火を最高の場所で見たい希望が起こり、毎年購買熱は高まるばかり。
今年は7月20日からテントが立ちはじめました。
11泊をテントで過ごした方はさぞお疲れだったでしょう。人気があるのは良い事ですが健康や、周辺住民への騒音等を考えると対策を必要です。何といっても花火は美しく感動するものですから、楽しいルールでなければいけません。
29日、青森県東北町の創作花火コンクールに行って参りました。
今年5回目をかぞえるこの花火大会は全国から選ばれた10社の花火師が小川原湖上で技術を披露するものです。朝からあいにくの小雨がぱらつく天気でしたが、打ち上げが始まる7時30分には雨も上がり、まずまずのコンデション。力作揃いの中、優勝した長野県の紅屋青木煙火店は色彩、形、間、音とも素晴しく満足のいく花火でした。フィナーレ花火は前面で半円を描く水中花火、裏打ちではスターマインと大玉。湖ならではの迫力あるシーンでした。今後、一段と感動ある企画を期待します。
この日の午前に、五所川原の立ね武多の館に寄りました。20メートルの高さの立ね武多も迫力があり、復活、僅か10年で140万人の観光客を集める仕掛けが一人の想いから始まったとの事。地域活性化は人ありとの思いを強くいたした次第です。
北東北の優秀な人の活躍を祈念します。
7月22日秋田市で連携塾in秋田を開催致しました。
内容は秋田県立大学の蒔田先生から「地域資源としての自然の価値と広域連携による活用」の講演と連携活動促進支援助成の公開プレゼンテーションを行いました。
蒔田先生からは「文化としての自然・人と自然との関係性のあり方」「北東北全体をテレトリーとした壮大な野外博物館(エコ・ミュージアム)」の提案がありました。
また助成金のプレゼンには5団体が出席。審査員は大変迷いましたが、将来性のある3団体を選ばせて頂きました。今後、県境を越えて連携に期待してます。
さて、今年の協議会は実践を前面に置いた事業を展開いたします。第一弾は9月7日、弘前市で「めぐみめぐる初秋の津軽路」です。北東北でグリンツーリズムで活躍の皆様(特に元気の良い女性)の参加を呼びかけています。
追伸 会議終了後交流会を開催しましたが、秋田はやっぱり酒どころ。盛り上がりました。