第4回花火鑑賞士の認定試験が先週の土曜日に開催されました。前回までの合格者は200名ですが、年々受験者が増えております。今回は80名の定員でしたが、締め切り前の9月12日に応募数に達しお断りしました(申し訳ございません)。
なぜ定員が80名かと言いますと、講師が書く、ホワイトボードが見える範囲がこの人数です。しかし消印有効があり107名が受検いたしましたので、途中にスクリーンを設置の対策をして無事講義を終了。今回の受験者は、地域別では秋田県内が15%だけで、殆んど県外の方々でした。わざわざ大曲にお出でいただき感謝いたします。
試験問題は難しかったと思います。それは日本一の花火の街大曲ですから、花火師の姿勢も観客の評価も厳しい場所です。打ち上げる花火師の気迫を感じていただきたい。今後の試験として、マニアック過ぎずに感動、そして楽しい花火鑑賞できる知識が習得できるよう、スタッフと考えて行きたいと思います。
第20回東北会議が秋田県の大潟村で開催されました。この会議は日本IBMさんが社会貢献として東北各地で活躍の方々を一同に会し、東北について自由に議論をする会議です。基調講演はJT生命誌研究館長の中村桂子氏が「”生きている”をみつめ”生きる”を考える」のテーマで話されました。興味深かったのは「20世紀は機械と火の時代、21世紀は生命と水に時代」と。機械は利便性、均一性(早く、思うとおり)生き物は継続性、多様性(過程に意味がある)。そして「時間」をかけるから生まれる、「愛(め)づる」の紹介がありました。
分科会は楽しく刺激的な議論がでて時間を忘れてしまう程でした。
会場は好天で賑わう大潟村まつりが開催されていまして、ふと、昭和30年代に食の豊かさを求めて八郎潟干拓が時代が変るとともに、どのような心の豊かさを求めて行くのかと興味を持った次第です。
久々の温泉満喫いたしました。
京セラの稲盛和夫氏が塾長をしている盛和塾の経営研修の東北セミナーに参加して来ました。
月曜日、盛岡からスタートし、二日目は田沢高原温泉に入り勉強会の合間にそれぞれが、高原温泉、乳頭温泉郷を巡りました。好天の中秋田駒ケ岳の頂上付近は紅葉が始まり景色も最高でした。次の日は寒風山、入道崎を経由した男鹿温泉郷入りました。地元の人間としてこれ程の短期間で多くの温泉に入った事はありませんでしたが、お湯にゆっくり浸りますと身体が癒されます。美しい風景、美味しい料理と温泉を持つ秋田はまさに天国。私は良いところに住んでいると実感。
(この年齢でどうしょうもないですが肌がツルツルしてきたよう感じます)
とうほく街道会議・福島大会に行ってまいりました。
東北の街道から夢・未来を語るのテーマでの大会で約400名の方々に参加していただきました。
興味深かったのは基調講演の結城登美雄氏の話の中で、この頃「美しい日本」の言葉が使われておりますが、「美しさは最初からあるのではなく、美しくしようと思う人がいるから美しくなる」また、「自然は手をかければ暖かくなる」。
日本風景街道の意見交換会で私はパネラーとして、秋田の豊富な地域資源の中で、知的好奇心を満たす観光として200年前秋田を拠点に活動した紀行家巣が菅江真澄の足跡を尋ねる旅を発表してきました。
スピードと対極にあるゆったりした時間が、対峙するのではなく調和することが大事と思います。
2年ぶりに伊勢神宮をお参りさせていただきました。
朝、外宮の豊受大神宮から始めました。引き続き最高峰である内宮の皇大神宮に入りました。早朝のせいか参拝客の少なく、五十鈴川を渡ると静寂。数百年を超える大木に圧巻されて進むと御正殿に到着。木々からこぼれ日が射す中、お参りが出来ました。その後、猿田彦神社、月読宮をお参りいたしました。
日々スケジュールに終われ忙しさの中、自分を見つめ直す機会を忘れがちな自分にとっては、大変良い時間をいただきました。