雪もなく、例年にない穏やかな新年を迎えました。会社の方もお客さんの支援と社員の頑張りによって良い業績でした。感謝しております。
さて、今年は還暦を迎えることもあり、いつもと違った視点で一年を考えております。
年男ですからお分かりの通り、猪突猛進で来た姿勢を少しスピードを落とし周囲を見渡しながら進みたいと考えます。25歳から会社役員として34年間、事業行なって来ましたが、グローバルな成熟社会にあっては組織を活性化しなくてはなりません。じっくり見定めて社会、時代が求める体制を考えたい。
とは云いながら「農都不二」の地域づくりを東北に進めたいとか、日本補償コンサルタント協会の組織改革したとか、大曲の花火100周年で次世紀は世界の花火大会にしたいなどと考えてますから、今年も忙しさが減りそうもありません。
忙しさを楽しみながら、社会、社内、家庭をこれまで以上に大事にし、少し余裕を持って天、足下を見ながら一年を過ごして参りたい。
今年もよろしくお願いいたします。
岩手県雫石町繋温泉で北東北めぐみネットの定例会兼忘年会に出席してきました。この会は北東北で広域連携にに携わった県職員(県や大学の大幹部も加入)が中心になって交流を目的に設立された会で今回は12回目も定例会です。
三県の担当者が持ちまわりで開催しますが、いつも素晴しいゲストを迎えて活発な議論をいたします。今回は歴史の分野で連携をしているNPO役員の方と地元新聞の記者の方が講演しました。
この会の最大の事業?は時間無制限のお酒付きの議論会です。各人が持ち寄った地元の銘酒を立てて役職を離れ個人として北東北は!日本は!と声を嗄らし話合います。私としては楽しく知的好奇心を満足させるものです。詳しい内容は割愛しますが、北東北の人はエネルギーに溢れています。寝不足のまま疲れ切っての家路でしたが、また出席しようと思う、めぐみネットです。
今年6月から始めたブログですが、如何でしょうか?
2007もよろしくお願いいたします。
久々に遠野に行って来ました。
高速道路、秋田釜石線が未整備の時に、岩手側の釜石市の行政や商工会議所青年部の仲間と整備促進と利活用を図る為の運動を展開する為、千人峠を越えてお邪魔したのが懐かしいです。千人峠は来年完成との事、あとは遠野から東和まで開通すれば人、物の流れが変り三陸側も利便性が増すと思います。近年、公共事業諸悪論の声が多く地方にとっては逆風です。大都市との差がこれ以上大きくならないよう祈ってます。
さて、全国的に有名な遠野は他の地方都市にとって羨ましいかぎりです。ところが、一歩商店街に足を踏み入れますとシャッターが降りている店が多く遠野も中心市街地は同じであると感じました。7年前、鳴り物入りで作ったTMO。全国で成功している例は少なく苦戦しています。また、グローバル化の問題が地場産業である農業や小売サービス業全般に悪影響を及ぼしています。
大変ですが東北地方が少しでも元気になるよう考え中です。
第5回の全国街道会議、飛騨高山大会に参加して参りました。大会スローガンは”「道」新時代ーまちの風格、みちの品格”でした。徳川宗家十八代当主の徳川恒孝氏ら鼎談の後、研究会で北大の石森秀三教授が美しい日本の再生には文化資本を充実させるべき、江戸時代は観光先進時代であった、20世紀の他律的から21世紀は自律的に。また、四国旅客鉄道会長の梅原利之氏は道路ボランティア日本一の地でNPO遍路とおもてなしのネットワークを設立。巡礼はある目的の所へを云い、遍路は空海の道を歩くこと、と話してました。柳川市観光協会長の立花民雄氏は市街地の20%を占める堀割りは今でも200年の地図を持って歩ける町である。「観光のためのまちづくりはありえない」苦労してきたゆえに花開く生活文化。
最後に「街道交流首長会」発足宣言、
街道(みち)の数だけ「日本」がある
ー地域から変わる 道から変えるー
の発表があり閉会。
旅は美味しいものがあると満足度が倍増します。
名物、飛騨牛朴葉味噌をいただいてきました。
毎年長野の恵比寿講花火を観たいと思っていましたがようやく実現しました。4時30分に現地入りしましたが地元の人より全国各地から集まって来た花火ファンが多く、全国有数の大会であることが分かります。
この時期の花火は温度、湿度の関係で美しく見えるのですが寒さに耐えての鑑賞でした。長野の人の炬燵で鍋を囲んでいるのにはビックリ。
花火の内容は地元2社がメーンでの打ち上げですが、今年大曲で内閣総理大臣賞を獲得した紅屋青木煙火店さんはさすがでした。割り物では四重芯が良く出てましたしスターマインもテーマ性があり、企画力が良かった感じました。1万発を打ち上げるには多額の費用が掛かりますが、101年の伝統でしょうか商工会議所も頑張って集めたようです。
今後の大曲の大会運営の勉強になりました。