最近の日記

内小友市民協働自然観察公園

かなり長い題名ですが、当社が設計いたしました公園です。「農都不二」、都市と農村は切っても離されない意味ですが、公園のコンセプトです。
農村づくりは農林省、街づくりは国交省、経産省の時代は終わりました。地方は総てまとめて地域づくりです。この公園は都市住民と地域住民の交流に利活用するように創りました。
市民協働もキーワードです。住民が自分の出来る事は自らの手で作りました。階段、ベンチ、また一部の植栽では周辺の自山から草木を持ち寄って植えました。もちろん冬囲い、剪定も行いました。
これからの公共事業は市民協働が大事です。
減反に植えた蕎麦は耕地面積を増やしています。4月28日には観桜花火が打ち上がります。盛り沢山の行事を加藤加一会長を先頭にボランティアが頑張っています。活動の熱心さに頭が下がります。
6月後半にはホタルが乱舞するでしょう、とても楽しみです。皆さん一度この公園を訪ねて観ては如何ですか?

2007新作花火コレクション

先週の土曜日、大曲ファミリースキー場で2007新作花火コレクションを開催致しました。
天気予報では雨でしたが、どうにか持ちこたえ、まずまずのコンデションの中、北海道から鹿児島までの若手花火作家27人が作品を披露致しました。
今年も斬新な挑戦する作品が多くあり観客も満足したのではないかと思います。
また、毎年県外からのボランティアが増え大会運営もスムーズにいきました。交通指導隊の毎年のご協力にも感謝致します。
さて、今年は副賞に田崎真珠さんの協賛を得て、高価な製品が受賞者に渡されました。花火作家を陰で支える奥様、お母様の敬意を表しての提供とお聴きしました。田崎真珠さんのご協力、ありがとうございます。
金賞、特別賞、花火鑑賞士賞の三冠の賞を独占したのは秋田県の小松忠信さんの「燈籠(ランタン)」でした、手の込んだ小松煙火工業の特徴ある見事な作品でした。
動画がNPO大曲花火倶楽部のホームページにありますからご覧下さい。花火コレクションが終わりいよいよ全国の花火大会が始まります。今年も素晴しい花火で感動を花火作家に期待しています。

秋田大学名誉教授清水浩志郎氏

残念な気持ちでいっぱいです。
私のライフワークである地域活性化の先生でありました、清水先生が24日逝去いたしました。
あまりにも早い旅立ちでした。
退官後は自分のペースで好きな研究とボランティアをすると言っていましたが、3年間は病気と闘って大変だったと思います。
専門である都市、地域計画では、秋田はもとより東北、全国に多くの実績を残されました。その中で21世紀の国土のグランドデザインで重要な地域連携、広域連携は先生に指導していただいた、全国の多くの青年経済人が受継ぎ活動をしております。今後も先生から教えていただいた理念を忘れずに、それぞれの地域で活かしてまいりたいと思っております。
清水先生のご冥福を心からお祈りいたします。

結婚式

親として初めて結婚式に出席しました。
息子が勤めている山の手ホテルでの式、披露宴でしたが緊張しました。お祝いに出席して下さったお客様に粗相がないようにと、気を使っていましたが、大きなトラブルも無くホットいたしました。
今日は吹雪模様のお天気で雪が舞っていますが、当日は、この時期としては珍しく気温も高く好天に恵まれました。当然ですが「花火の街」らしく、式の後には地元花火師5人の好意で昼花火で祝い、披露宴のラストはガーデン花火で締めくくって頂きました。
昨日から二人と我が夫婦と母との同居が始まりました。お嫁さんのご両親の教育が素晴しかったでしょう、性格が明るく誠実な方で仲良く出来そうです。

料理教室

先日、菅江真澄の研究グループ「秋田のみち・文化再発見の会」で江戸時代、秋田の料理再現の料理教室を開きました。
この会は昨年3月に日本風景街道のモデル事業に対応して作った「街道・菅江真澄・秋田」をキーワードとしている会です。今回の事業は昨年秋の「菅江真澄と巡るきれいになる旅」に続いて第2弾です。
菅江真澄研究会副会長の田口昌樹さんが著作から食材をピックアップし、料理研究家の岸和子さんが大仙市横沢の曲がりねぎやワカサギ等を使い「焼きねぎのみそダレかけ」「つばき餅」などを再現しました。
試食をさせていただきましたが、食材の良さと菅江真澄の江戸時代に思いをはせた、楽しく一味違う食空間でした。
今後も菅江真澄が暮らした江戸時代、秋田の料理を再現した料理教室を続けていきたと思っております。