最近の日記

仮称日本花火観賞士会発足

5月12日大曲で開催された花火観賞士の集い「フォローアップセミナー」は秋田県外から多くの花火観賞士が参加して大変盛り上がりました。
北日本花火興業の今野専務の「想いと感動」の講演は今野さんの人柄がでてましたし、また小西亨一郎花火研究家の分析も素晴しかった。小雨模様でしたが、恒例の打ち上げ現場視察に受講者は喜んでくれたと思います。
今年3回めですが遠くは愛知、三重、大阪と参加には感謝いたします。受講した証として花火通り商店街にある花火観賞士名札に受講したマークを付けようかと思っています。
300名に達した花火鑑賞士ですが毎年増え続けます。今回の集いで有志の発起人から提案された仮称日本花火鑑賞士会の立ち上げのための趣意書、会則を承認されました。
今後、役員に選任された方々が中心となって日本で初めてのこの会を全国に広げていっていただきたいと思います。

総会ラッシュ

5月は私にとって総会、会議が最も多い時期です。
業界、ボランティア団体等この時期に集中しますので代理出席や、委任状と工夫していますが大変です。
従来の総会は事前の準備が出来ており、質疑応答もなく予定通り進むのが一般的ですが、時代の変化でしょうか時間内に終了しない総会もあります。
業界においては社会貢献と会員メリット等、ボランティア団体では理念、運営等での争点があります。議論する事は大切ですから最高決定機関である総会ではいろいろな意見を出し、よりよい方向を目指すべきです。しかし、日本型総会、会議は一部の人が自らの利益のため発言することが多く、大多数は思っていても発言はしません。
今週は3つの総会に出席いたしますが、さてどの様な内容になりますか?

余目さくら花火鑑賞会

28日大仙市内小友余目地区の第3回さくら花火鑑賞会に行ってきました。当日は晴天で絶好の花火日和
。桜は3分咲でしたが、同級会、職場、家族等多くの方が訪れていました。
午後7時、西山に日が沈み、山の稜線が美しく見え、上空には一番星。素晴しいロケーションの中、花火がスタートしました。この時期の温度、湿度は花火の色がもっとも鮮やかに輝きます。
ここの花火の特徴は観覧場所が高台の公園であることです。打ち上げ場所が田んぼですから眼下から花火が上がってきますので首が疲れません。
プログラムは21、協力いただいたスポンサーの紹介も老人クラブ、各集落と様々で地元自慢の花火です。
実行委員会の方々は屋台を運営、休耕田で取れたそばや玉コン、トン汁、熱燗酒を販売。また駐車場係りの誘導で渋滞の混乱もなくスムーズに完了。ご苦労さまです。
児童館に場所を移した大反省会では、今年の成功と来年に向けての抱負が語られ大いに盛り上がりました。
私は外気が寒かったせいか、お酒が進み翌日に残る楽しいひと時を過ごさせていただきました。
桜と花火とお酒、大満足です。

東北理工専門学校

昨年に続いて東北理工専門学校の補償講座で2時限を担当して来ました。
内容は国土建設に関する施策の概要(国土形成計画、社会資本整備)公共事業、公共用地の取得、補償です。公共投資の先行き不透明の中での講座ですので、暗い話になりました。受講態度ですが、昨今の若者事情は承知しているつもりですが話を聞かず寝ている学生が多くいるのを見ると、さすがに私もがっかりしました。
学校設立当初は環境の良さと、国土開発が右肩上がりで伸びていった時代で学生の数も多く順調な学校経営でしたが、最盛期の50%以下に事業量がなり、今や学生集めにも苦労しているとの事。時代は大きく変化するものです。

講座の最後に学生に対し、このような時代だからこそ、夢を持ってほしい、目標設定をしっかりして強い意志で将来を築いてほしい。可能性はいくらでもあると話してきました。

小野小町

田沢湖芸術村の劇団わらび座ミュージカル「小野小町」を観劇してきました。
文化の地域発信を続けている劇団わらび座さんが今年は秋田生まれの絶世の美女「小野小町」を取り上げてくれました。脚本は秋田市出身の内館牧子さん。従来の小町像とは違い、強く、美しい女性を生き生きと描いてくれ、秋田の女性の素晴しさを発信できる内容でした。
情報が首都圏から地方へ多く流れ込んでくる昨今ですが、わらび座さんは東北発のミュージカルを次々と制作し全国の多くの方々に感動を与えておりますし、また、四国発の松山の坊ちゃん劇場も好評で地方からの文化発信に大きく貢献しております。
地方から全国にと活躍する劇団わらび座さんをこれからも皆で応援いたしましょう。