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レイモンド・ウェイルの新作「フリーランサー」はGMTとエレガンスが光るフラッグシップ

レイモンド・ウェイルの新作「フリーランサー」はGMTとエレガンスが光るフラッグシップ

スイスのレイモンド・ウェイルは2022年12月、フラッグシップコレクション「フリーランサー」にGMT機構を搭載した最新モデルとして「GMT ワールドタイマー」(46万2000円、消費税込)をアップデート。グリーン系とブラック系の2つの顔を持つ最新作を紹介します。

●ワールドタイムを腕で楽しめるGMTというロマン
 スイス・ジュネーブに本拠を置くレイモンド・ウェイルは、時計職人レイモンド・ウェイルが1976年に創業した独立系スーパーコピー時計 N級 代引きブランド。
 そのブランドヒストリーについて国内代理店のGMインターナショナル担当者は、「スイスの時計産業は、1970年代に登場したクオーツウォッチにより大打撃を受けました。その影響はパーツのサプライメーカーにも及びましたが、スイスの機械式時計の伝統を救いたいと考えた時計職人レイモンド・ウェイルが、逆境のなかあえて立ち上げたブランドなのです」と説明する。

●エレガンス&クオリティをU50万円で
 レイモンドの勇気ある決断は、サプライヤーからの信頼を獲得。その結果、パーツのコストが高騰し、生産数不足に悩まされる状況下であっても、高品位でリーズナブルなタイムピースを生み出すことのできるブランドへと成長を遂げた。
 スイス時計産業再生の一旦を担った気骨はもちろん、経度0度にある英国のグリニッジ天文台の標準時(Greenwich Mean Time)を指し示す、GMT針を搭載する本作「フリーランサー GMT ワールドタイマー」にも色濃く反映されている。
 GMTウォッチは、海外出張の多いフリークエントフライヤーや世界を股にかけるビジネスパーソン必携のファンクションだ。世界中の時刻を腕で表現する複雑な機構にロマンを感じる時計ファンは少なくないが、ともすればゴチャついた印象を与えかねないGMTウォッチを、深みのあるエレガンスで表現している。
「深みの秘密は、12時位置から6時位置に向かって色彩が淡く変化するグラデーション。ダイヤルカラーの色彩の濃淡は昼夜の移り変わりを表現しており、シンプルなエレガンスのなかにも奥行きのある表情を与えています」(GMインターナショナル担当者)
もちろんメカニズムにも配慮が行き届いており、とくに注目したいのはケースの薄さだ。
「ムーブメントのCal.RW3230は、厚さわずか4.1mmと超薄型。時計本体でも厚みはたった9.7mmに仕上がっています」とGMインターナショナル担当者が話すように、日本人の腕にもよく馴染むサイズ感が魅力の一本だ。
●製品仕様
・価格(消費税込み):46万2000円
・ムーブメント:GMT機能付き自動巻(RW3230)
・パワーリザーブ:約50時間
・機能:時針、分針、秒針、GMT、6時位置日付表示窓
・ケースサイズ:直径 40.5mm/厚さ 9.7mm
・ケース素材:ステンレススティール
・ケースカラー:ブロンズ
・ダイアルカラー:グラデーショングリーン
・GMT針カラー:レッド×グリーン
・防水:100m/10気圧防水
・ガラス:両面防眩加工サファイアクリスタル
・ストラップ:カーフレザー
・バックル:フォールディングクラスプ