最近の日記

携帯メールから投稿

アップロードファイル 13KB

大仙市の無形民俗文化財である角間川盆踊りに行って来ました。この盆踊りは関ケ原の戦いで敗れ、能登半島から土崎港を経て角間川に定住した黒丸一族が伝えたと言われています。
明治末期に入り踊りも廃れたが、江戸歌舞伎の初代市川佐団次の高弟であった藤田正八氏が幼少のころに踊ったのを思い出しながら町民に教え、再現したのが現在に伝わっている。
踊り手のさす手、引く手が優雅で素晴らしい。
只、踊り手200人と多くなく少し残念であったが、途中お囃子の舞台に小学生の生徒が登場、笛や太鼓を上手に演奏。
是非とも若い方々が、大仙市無形民俗文化財を継承していただきたいものです。

斎宮

2年ぶりに伊勢神宮に行って参りました。
今回も外宮、内宮を参拝する旅でしたが、前から気になっていた場所がありました。
私の名字は賢木ですが全国では珍しい名前です。
同じ姓があるのかネットで調べたところ、源氏物語の第10帖に賢木の名が出てきます。その中で斎宮の御下向の文があり斎宮を知りました。
伊勢と松阪の中間にある明和町に斎宮跡があります。
斎宮とは、天皇が即位するたびに選ばれて伊勢神宮に仕えた斎王(いつきのひめみこ)の宮殿と彼女に仕えた官人たちの役所である斎宮寮を指す言葉です。
斎王は、未婚の内親王や女王から占いで定められ、宮中の初斎院や野宮などで足掛け3年間の潔斎生活の後、斎宮に旅立った。
7世紀後半に天武天皇により定めれた斎宮制度は660年間続き、14世紀半ば、南北朝時代に姿を消したとの事です。
訪れた日は気温35度。
東西2キロ、南北0.7キロの遺跡は広く 豊鍬入姫から後醍醐天皇時の祥子氏までの歴代斎王が暮らした土地は静かでゆっくり時間が流れていました。

北東北広域連携inいわて

盛岡市のアイーナで開催された「連携塾inいわて」は、熱気溢れる会議でした。
テーマは「地域づくり、体験学習、食育」、参加者は北東北で食に関りのある女性。
5グループ分かれての意見交換会は活発でした。
北東北の元気の良い女性100人のネットワークは凄い。
このABAネットの立役者は弘前のTさん、Sさん、鯵ヶ沢のMさん、鹿角のYさん、西和賀町のNさんをはじめとする3県の女性達です。
組織の強さ、質の良さはリーダーと事務局によって決まります。
今後、このネットの会員が増え、北東北の元気を全国発信出来る事を期待します。

盛和塾

横浜で開催された盛和塾25周年記念、全国大会に行ってきました。
この会は京セラ最高顧問の稲盛和夫氏が25年前からボランティアで中小企業の若手経営者に指導する経営塾です。
今回は塾生の50%を越える2、552名が参加し2日間、熱気の中で勉強させて頂きました。
今後、日本の経済が厳しさを増すと予想されますが、稲盛塾長は「努力、謙虚、反省、感謝、利他」の大切さを話されました。
お話の中での基本は、経営者が人間としてどう生きるかが大事であると。
毎年参加していますが、今回も自分がいかに人間的に成長していないかを、痛切に感じた次第です。
来年の全国大会までに社員、地域社会との関わりを通じて努力し、半歩でも前進したいものです。

岩手・宮城地震

14日の朝は驚きしました。
小刻みの立て揺れが来ましたので震源地が近いと感じた後、大きな横揺れが長く続きました。幸い室内はテレビの上の置物が落ちた程度で、母や家内も無事でした。
各地からお見舞いの連絡をいただき、ありがとうございました。心から感謝いたします。
昨日も余震がありましたが、回数も減り少し安心しております。
しかし、悲しい事に「駒の湯」で亡くなった麦屋弥生さんは北東北広域観光計画の委員会で御一緒しお世話になった方です。
秋田にとっても、これからいろいろとアドバイスをと、期待していましたのに、本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。