日々の生活

国際用地協会報告U

保全地役権はご存知ですか。日本には地役権は道路、高圧線等でお馴染みですが、私は始めて知りました。
環境的側面の一部を評価し、保護できる財産です。
市民の関心が高いそうで、例えば、生態系、野生動物保護、緑地、オープンスペースの確保。汽車から見える森林保護。変ったところでは考古学者クラーク博士のキャンプ地の保全等々あるそうです。
この保全地役権は第3市場でも売買可能ですが鑑定が難しいとの事。また期間は永久を禁止。NPO等が進めているが、州政府の話では公益事業では保全地役権でダメージを受けていると。
環境に優しいとして風力発電がありますが、環境保全の面では撤去してほしい物だそうです。

国際用地協会

アメリカから8日間の研修を終えて24日に秋田の帰って来ました。多少の時差ボケはあるものの元気で会社に出ております。
これから研修報告を何回かに分けて書かせて頂きす。

(T) やや専門的分野に入りますが国際用地協会は
IRWA(international right
of way association)1946年にアメリカ用地協会として設立、1979年国際用地協会として統合され個人会員8,000人を超える団体です。教育、育成の専門組織でカリキュラムは「買収と交渉」「心理と評価基準」「コミュニケーシン」「経営」「不動産法」などがあり4日間のセミナーで発表やパネルデスカション、模擬裁判などがありました。
日本と法制度が違い比較は難しいですが、アメリカが小さい政府を始めた頃から協会が発展して来た事を考えれば、近い将来に日本も用地取得専門の大部分を民間に委託する日が来ると考えます。
それにしてもプレゼンテーションはジョークの入れ方がうまい。

秋田テレビ

秋田テレビの取材を受けました。「探せ!秋田の元気人」だそうです。私が元気なのか?ですが少子高齢化の成熟時代に農山村を活性化する提案型プロジェクトを紹介しました。交流人口と市民協働がキーワード。意外と気がつかない地元の地域資源、自信を持って全国発信できればと思います。
大仙市内小友余目地区のビオトープの建設が始まりました。中山間地のモデルになることを願っています。

北東北広域連携協議会

昨日、岩手県庁で第1回目の幹事会を開催してまいりました。初回でしたが、さすが、連携の実践者、活発な議論ができました。今回のメンバーは青森県の岩木山麓でグリンツーリズムの田村えり子さん、北東北三行で商談会を主催している青森銀行の田茂直道さん、岩手県のニート、フリーター問題に取り組んでいる藤田健さん、北緯40°Bライン会長の江刺青年部の門脇秀朗さん、秋田県は今、義経ミュージカルを開催している田沢湖芸術村の小島えみ子さんと私の6人で、前向きな議論、実践が期待されます。2年間よろしくお願いいたします。
昨今、道州制が話題になりますが、広域連携の実績の積み重ねが大事です。三県が仲良く連携できる条件整備を行なってまいりたいと思ってます。

打揚従事者講習会

花火打ち揚げ業務の従事者講習会が開催され出席してまいりました。年2回の開催で、今回もさすがに大曲だなと感じるくらい多くの受講者が参加してました。
秋田県資源エネルギー課の担当者から煙火の安全な取扱関する基準、煙火消費に関する保安距離基準等詳細
にわたって説明がありました。また、北日本花火興業の今野義和氏からも事故のない安全な消費について話がありました。
花火もいよいよ本番。多くの観客に感動を与える花火ですが、大曲は安全基準が日本でも厳しいところ。今年も細心の注意をはかりながら事故が無いようにしたいものです。
同日、秋田県生涯学習推進本部主催の「あきた県民カレッジ、県南キャンパス」で「大曲の花火ー伝統とこれから」と題し講演をして参りました。皆さん熱心に聞いておられ、地元の人は本当に花火が好きなんね。