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東北会議

第20回東北会議が秋田県の大潟村で開催されました。この会議は日本IBMさんが社会貢献として東北各地で活躍の方々を一同に会し、東北について自由に議論をする会議です。基調講演はJT生命誌研究館長の中村桂子氏が「”生きている”をみつめ”生きる”を考える」のテーマで話されました。興味深かったのは「20世紀は機械と火の時代、21世紀は生命と水に時代」と。機械は利便性、均一性(早く、思うとおり)生き物は継続性、多様性(過程に意味がある)。そして「時間」をかけるから生まれる、「愛(め)づる」の紹介がありました。
分科会は楽しく刺激的な議論がでて時間を忘れてしまう程でした。
会場は好天で賑わう大潟村まつりが開催されていまして、ふと、昭和30年代に食の豊かさを求めて八郎潟干拓が時代が変るとともに、どのような心の豊かさを求めて行くのかと興味を持った次第です。